神戸垂水はＪＲ西口から徒歩で数分の商大筋に「焼き鳥 光栄」はある。
ある時、ニ宮の藤原で光栄のことが話題となった。聞けば藤原さんとここの女将さんとは知り合いであると言う。世間は狭いものである。ところで垂水方面には、旨い焼き鳥の店も少ないと思って、探し続けて見つけたのがこの光栄であった。そして、垂水界隈随一の旨い焼き鳥の店であることがわかり、時々はその味を楽しんではいた。

表裏逆のような暖簾であった 2004.10.1.撮影

焼き鳥は、ねぎ身、砂ずり、皮、きも、ヒップ、軟骨、ネックなど３串で３６０円とリーゾナブル。頼めば２本ずつでも焼いてくれる。もちろん炭火で焼く鳥は香ばしい。家族連れでも気軽に入れる店で、筆者の好きな「つくね」は子供さんにも人気があるとか。ここは焼き鳥屋なのであるが、女将さんのお兄さんが漁師をやっており、そこから仕入れた新鮮な鯛などの魚料理も見逃せない。実は今日、その漁師のお兄さんが焼いた鳥を味わったのだった。とにかく焼き鳥以外にも、真イワシの一夜干し、手羽ぎょうざ、チキンカツサラダ等いろいろと工夫した料理を提供してくれるのが嬉しい。

一階はカウンターのみであるが、二階はテーブルもあり宴会も行える。また店主こだわりの焼酎や長野の真澄をはじめとした日本酒が置いてあり、酒も楽しめる。