僕とパソコンとの出会いは古く、ハレー彗星が地球に近づきつつあった1980年代の中頃、日本電気がＰＣ－ＶＡＮ（今のＢＩＧＬＯＢＥ）の実験をしていた時だと記憶しています。当時パソコン通信の黎明期で、ASCII-NETなんかも登場した頃です。もちろんnifryserveなんて影も形もなかったんです。

パソコン通信と言っても、通信ソフトは雑誌に掲載されたBASICのコードをせっせと打ちこんだものだったし、速度だって300 BPSだった。

以来、ＰＣ－ＶＡＮのグローバルビレッジやグルメ天国、そしてＩＢＭクラブを中心に参加してきました。そして、このようなネットワークでなければ不可能であった多くの電子友人に出会うこができました。その出会いが現在の僕の大切な財産になっています。

技術の進歩は目覚ましく、1980年代には想像できなかった通信環境の時代にはいりました。僕も、PC-VANのほかniftyserve、世界的草の根 JAPANETなどを通じて得た人間ネットワークの輪を今後も広げようと、ホームページを開設しました。

このホームページでは、千葉から兵庫県丹波市島に移住して山猿塾を主宰している、フリージャーナリスト青木慧さんからの便りを掲載しています。また夏目雅子さんのひまわり基金の紹介もしています。1977年、彼女は化粧品の広告で鮮烈にデビューしましたが、当時僕はその会社に勤めていたことや、個人的な理由により「ひまわり基金」を紹介しています。

パソコン通信、インターネットだけがネットワークではありません。あらゆる機会をとらえて、人と人との交流の輪を広げられたらと願っています。